月のヒトリゴト

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

黒い月の色。

本日の日食は、結局、厚い雨雲に遮られて、見ることができませんでしたが、友人が【魚座の日食】を描いたのを見て、なるほどーと思いながら、うなっておりました。

これね↓

魚座の日食(花のように光のように)

本人、こんな風にコメントしてます。

自分の中の「真っ黒な月」も、よくよく見てみたらいろんな色があるんだよ……みたいな感じですかね。

絵を見た時に、なんとなーく、心の底の方から大きくかき混ぜられて、せっかく沈んで大人しく積もっていたものが強制的に動かされ、浮かび上がらざるを得ないような、ちょっとだけイヤな感じがしたんですね。
触れてほしくないものに、触れられたような、ちょっとだけ怒りも含んだ、嫌な感情。

でも、その一文を読んで、(なるほど)と思ったんです。
『真っ黒な月』というのは、ここでは『新月』を表しているのだと思いますが、わたしには『リリス』を彷彿とさせました。
リリスといえば、旧約聖書にも出てくる、いわゆる女悪魔で、自由奔放な女性性の象徴。

また、占星術にもリリスという感受点が存在するのですが、リリスは水星や金星のような『惑星』ではなく、月の軌道の遠地点にあたる場所のことを指します。
占星術上の『リリス』は冥王星に似た性質を持つとし、別名『ダークムーン(ブラックムーン)』とも呼ばれており、月というのは女性性の象徴ですから、その女性性のダークな部分を示すと考えられています。

女性性のダークな部分というと、鬼子母神や娼婦が象徴するような、人目にさらされることのない、むしろひた隠しにするような暗い部分になるかと思いますが、そういう、普段は抑圧していたり、隠していたりするような、まさに、あまり見たくない部分が揺さぶられる感じがしたんですよね。

コールタールのように、べったりとこびりついて、容易には剥がれ落ちないような、そんなドロドロとした黒い感情。

まさに、『真っ黒な月(感情)』

それは一瞬見ただけでは、ただ真っ黒いだけに見えるかもしれません。
まして、普段から見たくなくて奥底に押し込んでいるなものなら、なおさらマジマジとは見ませんしね。
二度と視界に入れたくない、思い出したくもないと思うくらい、嫌なものだったりすると、例え視界に入ったとしても、チラッと一瞥くれただけで終わりにしてしまいがちですが、でもそれは、本当に一瞬見ただけの色のままなのでしょうか。

この絵を見て、(うわぁ…やだなぁ)と、感覚的に思ったんですが、彼女の一文を読んで、

(あぁそっか、ちらっと見ただけでは真っ黒にしか見えなくても、よくよく見てみたら、色んな色が混じっているっていうのは、確かにあるかもしれない)

そう思ったんです。

黒という色は、『光の反射率が0ですべての波長の光を吸収する色』だそうで、すべての色を混ぜ合わせると生まれる色、とも言いますよね。

一見、『黒』に見えるそのナカには、絵のように色とりどりの『色』が含まれていて、実はとても多彩で、繊細で、複雑かつ美しいモノなのかもしれません。

よく見もせず、見たくない一心で、ひた隠しにしてしまっていた感情のなかには、本当は自分が見たくないと忌避するほど醜いどころか、とても美しく澄んだ『色』が潜んでいるのかもしれません。

魚座は、海王星を守護星に持ち、また12星座の最後を司る星座です。
12星座は、人の一生にも照らし合わせられるのですが、物質的な『人間』としての生は、実は水瓶座までなんです。
魚座は、死後の世界、つまりは『魂』としての人間を表している星座でもあるのです。

石井ゆかりさんは魚座を『越境する星座』と表現されていますが、魚座は共感力の強い星座です。
自分と他者との間の線引きがあまり上手ではなく、他者の痛みや感情を、まるで自分のことのように感じる方も、多いように思います。
そんな風に、あまり区別をしない魚座は、守護星である海王星の【融合】という性質も手伝って、境界線が非常に曖昧で、カオスになりやすい一面を持っています。

カオスというのは、混沌、つまりごちゃまぜになっていて、なにがなんだかわからない、という状態のことを指しますが、チラ見しただけの『真っ黒い月』というのも、似たような感じなのかもしれないな、と思ったんですね。

色んな色が混ざっているその『月(感情)』は、黒という単色ではなく、黒を構成する多彩な『色』を含んでいるんじゃないか。

魚座の日食は、そんな風に、普段、気づきもしないその『黒』を構成している多彩な『色』があることを、暗に示しているのではないか。
そのことを、意識的にか、無意識にかはわかりませんが、彼女は絵に表したんでしょうね。

春分という、大きな節目を前にした今回の日食。
人それぞれにテーマはあるかと思いますが、普段、自分があまり好ましく思っていないものの中に、実は自分が探している、うつくしい『色』が見つかるかもしれません。

彼女の絵を見つめながら、自分のなかの『黒い月』を、まずは見つめ直してみようかと思います。
どんな色が隠れてるのかな。

黄色かな♪(結局そこw
スポンサーサイト
ヒトリゴト | コメント:0 |

部分日食@魚座

最後の更新からひと月近くが経過しておりましたw
さぼり魔です…

2月後半からちょっと私事でバタついておりました。
実家で飼っている猫の具合がよろしくなかったので、この3週間、土日もかかさず実家に帰って色々と面倒みておりました。
お陰様で、状態は良くなってきまして、たぶん大丈夫であろうと思われます。
さすがに、わたしがしんどくなってきましたので、ちょっとインターバルを取ろうと思いますw
ふひー。


今日はいよいよ日食@魚座ですね。
日本では残念ながら、部分日食になりますが、日食が日本で観測可能となるのは実に4年振りだそうです。
前回は、2012年の金環日食。
あれは素晴らしかった。
日食メガネを装備し、ちゃんとコロナまでしっかり見えましたよ♪

さて、月はすでに魚座に入座しており、刻々と太陽に近づいております。
どことなく、落ち着かなかったり、イライラしやすかったり、はたまた、強烈に眠くなったり、人によってはインスピレーションが冴えたり、芸術的な部分を刺激されたりするかもしれません。

占星術上、魚座というのは、12星座の最後の星座になりますが、そこで起こる新月というのは、次に迎える春分(牡羊座、つまりは12星座のスタート)を前に、最後の禊を行うようなイメージが個人的にはあります。
春分は、占星術上での【お正月】のようなものですので。

また、【食】というのは、新月・満月の時にしか起りません。
そして、新月・満月ならいつでも起こるのか、というと、そういうわけでもなく、占星術では、【ドラゴンヘッド(DH)】【ドラゴンテイル(DT)】と名付けられている、天空上の架空のポイントで新月・満月を迎えると【食】が起こる仕組みになっています。
DH、DTというのは、太陽の通り道である黄道と、月の通り道である白道が交わる、南北2つの交点のことを指しています。

ですので、ある種、【特別な新月・満月】になります。

現在、DHは乙女座22度付近に、DTは常にDHの極にあるため、魚座22度付近になります。
明日は、太陽と月が魚座19度付近で合を迎えますので、今回はDTでの日食となります。

そして、これは絶対ではないのですが、日食と月食というのはだいたい、セットで起こることが多いです。
ということで、次の満月(3/23)は月食が起こります。
ただし、今度の月食は半影食のため、肉眼ではほとんど変化はわかりません。
月食は日食と違って、世界中どこにいても、食の時間帯に空に月が見える地域であれば、同じ見え方をします。
半影食については、カメラで露光を控えめにして撮影すると、陰になっている部分が肉眼で見るよりも、はっきりと写るそうです。
カメラをお持ちの方は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

また、日食に話を戻しますが、普段、新月は見ることができませんが、日食が起こる時は(今回は部分日食ですから一部だけですが)、いわゆる【見える新月】になるんですよね。
普段見えないものが見える、という、ちょっと不思議で貴重な時間を楽しめるといいな、と思うのですが、空模様があやしいですね…
雲間からちらっとでも見えるといいけどなぁ。

ジャスト新月まではあと3時間ほど。
10:56頃に、占星術上では新月を迎えます。
最大食は11:08頃。


また、ちょっとした口論や、言い間違い、言葉の受け取り違いなどから発生する、誤解や諍いなどの暗示もありますので、新月・日食の揺さぶりによって、大きく気持ちが乱されないよう、しばらくは注意が必要かもしれません。
ちょっとした気持ちのゆとりを持つよう、心がけてください^^
天文ゴト | コメント:0 |
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。